「夏の夜の夢」観劇記録
去年、山本一慶さんが美しい女装姿を披露して界隈をざわつかせた舞台「夏の夜の夢」。観に行かなくて後悔した作品のひとつでもあったのですが、
今年はわごちん(和合真一)さんがヘレナ役だって?!これは観に行くしかない!
というわけで、行ってきました。
お恥ずかしながらシェイクスピアの作品でストーリー把握してるのってロミオとジュリエットくらいしかなくて、予備知識はほぼゼロの状態で観劇。
詳しいストーリーはググればすぐ出てくるので割愛しますが、これって要するに王道のドタバタラブコメディだよね?!
最初はライサンダー→←ハーミア←ディミートリアス←ヘレナっていう関係性だったのが、妖精パックのおっちょこちょいがきっかけで関係が逆転してディミートリアス→←ヘレナ←ライサンダー←ハーミアになるのが面白かったです。媚薬を塗られたあとのライサンダーは特にチャラくて好き。笑
さて、ここからはメインキャストの4人に対する感想を書きたいと思います。
まずはハーミア役の山本一慶さん。
可愛い。とにかく可愛い。
今まで男性の姿の一慶さんしか知らなかったので(そりゃそうだ)、第一声を発したときのか弱い乙女感と仕草の女性らしさに打ちのめされました。
あと、恋する乙女特有のオーラが出ているというか、とにかくライサンダーが大好きなんだなぁということが伝わってきてキュンとした。カテコで花冠被ってたのも本当に可愛かったー!
ふんわりしたドレスがとてもよく似合っていて、色白で安産型ヒップの一慶さんに合っている役だなと思いました。
ライサンダー役の木村敦さん。
色白で背が高くて、まさに王子様!といった雰囲気。王子様感のある人が好きな私にとっては、好みド真ん中のライサンダーでした。
ハーミア役の一慶さんも色白だから、2人が並ぶと超お似合い。
ヘレナ役の和合真一さん。
今年の夏夢の面白さは、わごちんに懸かっていたと言っても過言じゃないのでは…。
ハーミアとは正反対のスレンダー美人。
最初、ディミートリアスに振り向いてもらえなくても湿っぽい感じにならなかったのはわごちんの持つコミカルさのおかげかなぁと。でも、ちゃんと美人なので説得力がある。美しさとコミカルさのバランスが良かったです。あと、強そう。
ディミートリアス役の松村泰一郎さん。
まっつーさんの演技を観るのは映像を含めても初めまして。
私はハーミアとライサンダーのカップルに感情移入しながら観ていたんですが、まっつーさんのディミートリアスはキュートで、なんだか憎めない恋敵でした。
あと、古谷大和さんが演じていたパックも最高に可愛かったです。
今年は去年より喜劇色が強かったという話を聞いたので、去年のキャストでも観てみたかったなー。
派手さはないけれど、人気の2.5次元舞台で活躍している俳優さん達が、歴史ある作品をこの規模感で演じているというだけでも、観に行く価値はあったのかなと思いました。音楽が生演奏なのも良い!
なんだか薄っぺらい感想になってしまいましたが…。
もっと色んな舞台を観に行きたい欲が高まった、そんな作品でした!